「特定秘密保護法案」に反対する声明

【声明文】

 

 去る11月26日に衆議院で可決された「特定秘密保護法案」は、表現の自由や思想・信条の自由、さらには、基本的人権の尊重、国民主権、平和主義といった憲法の骨格をなす原理原則に反する法案であり、自律的な市民生活を脅かす怖れがきわめて大きなものです。そして、平和で民主的な社会を基盤として成り立つ、音楽・芸能、美術、文学、映画、写真などの創造的な営みや、出版・報道・放送など、さまざまな表現活動の自由を損なうものです。

 国連人権理事会や海外のメディア・人権団体からも強い懸念が表明されているこの法案は、さらに、以下のような見過ごすことのできない多くの問題と欠点を抱えています。

 

・「特定秘密」の範囲が不明確であること

・政府の裁量・権限が大きすぎ、恣意的な運用が可能であること

・独立した第三者機関によるチェック体制がないこと

・将来の情報開示について義務規定がなく、情報公開の流れに逆行していること

・罰が重すぎること

・立法の趣旨には現行法で対応できること

・国会で十分な議論がなされていないこと

・国民の広範な反対の声を無視していること

 

以上の理由により、私たちは同法の衆議院における強行採決に強く抗議するとともに、すみやかに廃案とすることをすべての国会議員に求めます。

 

 2013年12月2日

「特定秘密保護法案に反対する音楽・美術・演劇・映像・出版など表現に関わる人の会(略称:表現人の会)」

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